行きたい高校がある。
でも先生からは「厳しい」のひと言
中学3年になってすぐの進路面談。うちの子には「気になる」と話していた高校がありました。
ところが、先生からの言葉は厳しいものでした。
「成績を上げていかないと、
今のままでは難しいかもしれません」

正直、親としてもそう感じていた部分がありました。
「やっぱりこのままだと無理なのかも」
「だったら、現実的に私立の併願を優先すべきじゃないか」
そんな思いが頭の中をぐるぐる回っていました。

ナノ塾でのスタートと、現実をふまえた対話
進学先の選択に悩む中、個別指導のナノ塾に相談しました。
そこで先生が言ってくださったのが、届かないからやめるのではなく、届くために何をするか一緒に考えましょうという言葉でした。
本人の気持ちをしっかり受け止めつつ、今の学力に合わせてから、一からプランを立ててくれました。
弱点を補強しながら、少しずつ「できる」てごたえを積み重ねていく学習スタイルは、うちの子にとても合っていたと思います。
成績よりも大きかった、気持ちの変化
「自分で決めたから、がんばる」
最初は焦りもあり半信半疑でしたが、子ども自身の行動が変わっていきました。
机に向かう時間が少しずつ増え、学校の長期休み中も塾に通い、模試での結果も少しずつ上がり、
「なんとか届くかもしれない」という希望が現実味を帯びてきました。

ナノ塾の先生からも塾で頑張っている様子を聞いたり、
私自身も自分の子が頑張っている姿に必要以上に口を出さなくなり、自然と進路のことで子どもと意見がぶつかることも少なくなっていきました。
そして合格。あの時、現実的な選択だけを押し付けなくてよかった
最終的に、本人が希望していた公立高校に合格しました。
振り返ってみると「このままじゃ無理かもしれない」と思ったあのときに、
先生に相談したこと、子どもに現実的な選択肢だけを押し付けなくて本当によかったと思います。
ナノ塾さんは、本人の気持ちを大事にしながら、今の学力に合った形でしっかりと一緒に考えて、教えてくれます。
「お子様が決めた志望校に100%進学」という実績を聞いたときは驚きましたが、無理を通すという意味ではなく、
自分で決めて、そこに向かう力を育ててくれるからこそ、できることなんだと実感しました。